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形成計画1 つくば市 | つくば市地域公共交通網形成計画

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Academic year: 2018

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(1)

つくば市地域公共交通網形成計画

平成 28 年4月

(2)

目次

1

策定の目的及び上位・関連計画との関係性の整理

... 1

策定の目的 ... 1

上位・関連計画との関係性の整理 ... 2

2

つくば市の社会経済特性と交通特性

... 4

社会経済特性 ... 4

交通特性 ... 18

3

つくば市の地域公共交通の現状

... 27

地域公共交通への取り組み ... 27

地域公共交通の現状 ... 30

地域公共交通の利用状況 ... 38

地域公共交通維持のための財政負担状況 ... 52

連携計画の事業進捗状況評価 ... 53

地域公共交通に対する市民の意見 ... 55

4

つくば市の地域公共交通の課題

... 61

5

つくば市地域公共交通網形成計画

... 65

持続可能な地域公共交通網の形成に関する基本的な方針 ... 65

対象地域 ... 68

対象期間 ... 68

計画目標 ... 68

施策及び施策の実施主体 ... 72

(3)
(4)

1

策定の目的及び上位・関連計画との関係性の整理

策定の目的

つくば市では,モータリゼーションの進展や人口減少,少子高齢化等,社会

構造の変化に対応するため,自家用車に過度に依存した交通体系から,地域の

交通事情を踏まえ,公共交通が便利で使いやすく,市民が安全で快適に移動で

きる交通体系への転換を目指しています。このような方針のもと,つくば市で

は,平成 22 年3月に「つくば市地域公共交通総合連携計画」(以下,「連携計画」

という。)を策定し,コミュニティバス「つくバス」及びデマンド型交通「つく

タク」の運行等の取り組みを実施してきました。

今回,「つくば市未来構想」,「つくば市都市計画マスタープラン」が策定され

たこと,並びに「交通政策基本法」の施行や「地域公共交通の活性化及び再生

に関する法律」(以下,「活性化再生法」という。)が改正されたことに伴い,新

たなつくば市のまちづくりの方針と連携し,利便性が高く,持続可能な公共交

通網の実現を図るため「つくば市地域公共交通網形成計画」(以下,「公共交通

網形成計画」という。)を策定するものです。

公共交通網形成計画は,活性化再生法(平成 19 年 10 月1日施行)の第5条

に基づく計画であり,同第6条において定める協議会である「つくば市公共交

(5)

つくば市未来構想

つくば市都市計画 マスタープラン

つくば市戦略プラン

つくば市地域公共

交通網形成計画 ・第 2 次つくば市環境基本計画 関連計画

・つくば環境スタイル“SMILe”

(つくば市環境モデル都市行動計画) ・自転車安全利用促進計画 等 基本方針・事業

計画の目標・管理

上位計画

つくば総合都市 交通体系

上位・関連計画との関係性の整理

(1) 上位・関連計画と公共交通網形成計画との関係性

公共交通網形成計画は,「つくば市未来構想」の将来都市構造や「つくば市都

市計画マスタープラン」,「つくば総合都市交通体系」等の上位計画と整合を図

りつつ,上位計画の実現に向けた公共交通機関の寄与・役割を明示するものと

します。

また,「第2次つくば市環境基本計画」や「つくば環境スタイル“SMILe”

(行動計画)」等の関連計画とも整合を図ることとします。

図 1-1 公共交通網形成計画と上位・関連計画との関係

(2) つくば市が目指す都市像と公共交通網形成計画の位置づけ

つくば市では,「つくば市未来構想」の中で,世代を超えて誰もが等しく健や

かで安全・安心に暮らせるまちを実現するため,“住んでみたい 住み続けたい”

と誰もが愛着を持てる『スマート・ガーデンシティ』の構築をオールつくばで

進めています。また,今後の少子高齢化の進行を踏まえ,将来の集約型都市構

造への移行を考慮し,研究学園地区とつくばエクスプレス沿線市街地をつくば

市の核(ハブ)として機能を集積し,従来からの既成市街地を生活の拠点とし

て核(ハブ)との連携(スポーク)を考慮し,生活サービス機能の向上を図る

(6)

公共交通網形成計画では,このような新たなつくば市のまちづくりの方針と

連携し,市民が使いやすく,持続可能な公共交通網の実現を図ります。

図 1-2 ハブアンドスポーク型都市構造のイメージ

(出典)つくば市未来構想

※「ハブアンドスポーク型都市構造」とは

今後の少子高齢化の進行を踏まえ,将来の集約都市構造への移行を考慮し,

研究学園地区とつくばエクスプレス沿線市街地をつくば市の核(ハブ)とし

て機能を集約し,従来からの市街地を生活の拠点として核(ハブ)との連携

(スポーク)を考慮し生活サービスの機能の向上を図る都市構造をイメージ

しています。

なお,市内のみでなく,つくば市全域を核(ハブ)とし国内各都市及び海

(7)

2

つくば市の社会経済特性と交通特性

社会経済特性

(1) 将来都市構造

つくば市は,計画的に整備された研究学園地区やつくばエクスプレス沿線地

区と自然や歴史を有する周辺地区と,これらを連絡する道路網や公共交通ネッ

トワークにより構成されています。

将来都市構造としては,市域の特性や市街地規模,都市機能等に応じて,ゾ

ーン,拠点,都市軸,ネットワークを設定することにより,つくば市型の「多

極ネットワーク型コンパクトシティ」の構築を図り,「つくば市未来構想」で定

める「ハブアンドスポーク型都市構造」を目指しています。

図 2-1 将来都市構造図

(8)

(2) 土地利用

市街化区域としては,国家プロジェクトにより建設され,研究・教育機関等

や商業・業務・住宅地等が計画的に配置された研究学園地区やつくばエクスプ

レスの建設に伴い整備が進められている5地区の沿線開発地区,地域の生活拠

点として発展してきた既成市街地,都市基盤整備された工業団地等から構成さ

れています。

市街化区域面積は,約5,347ha で,市域の約18.8%となっており,区域内人

口は約 12 万2千人であり,つくば市人口の約 55.0%を占めています。

市街化調整区域としては,豊かな自然環境と田園空間が広がる中に集落等が

多数点在しています。市街化調整区域面積は,約 23,060ha であり,市域の約

81.2%を占めており,区域内人口は約 10 万人であり,つくば市人口の約 45.0%

となっています。

表 2-1 市街化区域・市街化調整区域面積

区域区分 用途地域

市街化区域

5,347ha

第一種低層住居専用地域 900ha

第二種低層住居専用地域 17ha

第一種中高層住居専用地域 722ha

第二種中高層住居専用地域 341ha

第一種住居地域 347ha

第二種住居地域 1857ha

準住居地域 2.6ha

近隣商業地域 174ha

商業地域 165ha

準工業地域 274ha

工業地域 38ha

工業専用地域 509ha

市街化調整区域 23,060ha

都市計画区域(つくば市全域) 28,407ha

(9)
(10)

(3) 人口

つくば市の人口は,2005 年に 20 万人を突破し,その後もつくばエクスプレス

沿線地区などを中心に,着実に増加しています。人口推計(中位) ※

では,今後

も一定の人口定着が続き,2035 年の約 25 万2千人をピークとして,やがて,緩

やかに人口減少に転じると予測されます。

人口の構成については,年少人口の割合が 2014 年現在 15.5%であるのに対し,

2035 年には 11.4%程度に,生産年齢人口は 2014 年現在の 67.2%が 2035 年には

66.1%程度に,老年人口は2014年現在17.1%が,2035年には 22.4%程度にな

ると推計されます。

図 2-2 つくば市の将来人口推計

(出典)つくば市未来構想

図 2-3 つくば市の将来人口推計(年齢構成)

(11)
(12)

地域別では,平成 22 年から特に谷田部地区において人口が大幅に増加してい

ます。一方で,筑波地区においては人口が平成 22 年から5%減少しています。

また,高齢化率は,特に筑波地区,茎崎地区で高く,平成 22 年からも両地区が

特に増加しています。

図 2-4 つくば市の地区別人口の推移

図 2-5 つくば市の地区別高齢者人口の推移

※各年10月1日現在の人口を整理

(出典)つくば市総合交通体系調査(H27)

7.6 7.8 8.3 8.5 8.8

5.1 5.0 5.4 5.3 5.2

1.9 1.9 1.9 1.9

2.0

1.6 1.6 1.7 1.7

1.7

2.0 2.0 2.0 2.0

1.9

2.5 2.4 2.4 2.4

2.4 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0

平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年

茎崎地区

筑波地区

豊里地区

大穂地区

桜地区

谷田部地区

25% 32% 28% 31% 20% 22% 18% 19% 10% 12% 13% 13% 16% 18% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35%

平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年

茎崎地区

筑波地区

豊里地区

大穂地区

桜地区

谷田部地区

つくば市

(13)

人口密度をみると,つくばエクスプレス各駅(つくば駅,研究学園駅,万博

記念公園駅,みどりの駅)周辺を中心に人口が集中しています。また,人口の

伸びとしては,つくばエクスプレス駅周辺を中心に人口が増加していますが,

駅から離れた地域(筑波地区,茎崎地区等)においては,人口減少がみられま

す。

(人口密度) (人口の伸び)

図 2-6 つくば市の町字別人口

※各年10月1日現在の人口(つくば市行政区別人口)

※町字境界は平成22年国勢調査のデータを活用

(14)

(4) 経済状況 産業構成比

つくば市の産業構成比は,二次産業が減少し,三次産業が増加しています。

平成 26 年現在では,三次産業従事者が全従業者の9割弱を占めています。

図 2-7 従業者数の産業構成比の推移

(データ)平成 18年以前は事業所企業統計調査,平成 21年以降は経済センサス

事業所数,従業者数

つくば市内には,平成 26 年現在,約 8,500 の事業所(民営)があり,約 12.8

万人が働いています。

0.3 0.6 0.3 0.7 0.6 0.6 19.0 14.9 14.8 14.2 15.1 12.4 80.6 84.5 84.8 85.2 84.3 87.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

平成8年

平成13年

平成18年

平成21年

平成24年

平成26年

一次産業 二次産業 三次産業

6,953 6,808

7,582

8,542

7,876

8,550

84 89

103 122 114 128 0 30 60 90 120 150 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000

平成8年 平成13年 平成18年 平成21年 平成24年 平成26年

事業所総数 従業者数

事業所数 従業者数(千人)

(15)

商業施設

つくば市内には,桜地区,谷田部地区を中心に,約 50 施設の大規模小売店舗

が存在し,その多くが国道等の幹線道路沿いに立地しています。また,近年は,

「イーアスつくば(平成20 年 10 月)」や「イオンモールつくば(平成 25年3

月)」「BiViつくば(平成 27年9月)」等の大型商業複合施設の出店が相次いで

います。

図 2-9 つくば市の商業施設の立地状況

(16)
(17)

医療施設

つくば市内には,12 の病院施設と多くの診療所やクリニックが存在し,それ

ぞれの地域医療を支えています。このうち,筑波大学附属病院,筑波メディカ

ルセンター病院,筑波記念病院,筑波学園病院の4つの病院は,300 以上の病床

数と多くの診療科を抱える総合的な病院として,機能しています。

図 2-10 つくば市の医療施設(病院)の立地状況

(18)

研究施設

つくば市内には,筑波研究学園都市としてまちづくりが進んできた経緯から,

多くの公的研究機関が存在しています。高エネルギー加速器研究機構(文部科

学省)や産業技術総合研究所(経済産業省),国土地理院(国土交通省)等国が

所管する研究機関を中心に官民合わせて約 300 の研究機関・企業が立地してい

(19)
(20)

(5) 環境に対する取り組み

つくば市は,2030 年までに市民一人当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を

2006 年比で 50%削減するという高い目標に向かって歩みを進めてきました。環

境モデル都市として,先駆け的な取り組みへのチャレンジと他の地域への波及

拡大が可能な温室効果ガス排出量削減の先進的なモデルを示すことに取り組ん

でいます。

そのためつくばエクスプレス沿線開発等に伴い,大量に発生する建築活動や

移動手段における自動車への依存度が高いこと等の特徴を踏まえ,人々の暮ら

し(特に,建築活動や移動)に関わる温室効果ガス排出量を重点的に削減する

モデルとして,「つくば環境スタイル“SMILe”~みんなの知恵とテクノロ

ジーで笑顔になる街~」を推進しています。

図 2-12 つくば環境スタイル“SMILe”将来イメージ

図  2-1 つくば市の都市計画図

参照

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